【高齢者】お風呂が嫌いな場合の支援方法「カレンダー作戦」

「お風呂入りましょう」と声を掛けると「明日、入る」と少し怒った口調でお風呂に入らないと言い、翌日に誘っても明日、また明日と何日も入らない利用者さんいますよね。

スタッフは不衛生からくる皮膚や体調のトラブルを心配し、必死に説得するも「明日、入るから大丈夫」と怒らせてしまい、逆に関係が悪化してしまうことがあります。

そんな利用者さんには言葉ではなく、カレンダーに印をつけて事実を伝えましょう。

やり方は簡単です。お風呂に入った日に◯印、入らない日に✖️印をつけるだけです。この方法で大事なのは、入る日の◯印よりも、入らない日の✖️印が大事。

最初は必ず✖️印が増えます。そうなると、「こんなに入っていないのか」や「さすがに今日は入らなきゃな」など、お風呂に自ら入ろうという気持ちになっていきます。

そこですかさず、「お風呂どうですか」と声を掛けると「何日も入っていないから、入ろうか」となります。

もし、「明日、入る」でお困りのスタッフさんがいたら、カレンダーに印をつけてみてください。