生活支援員のやりがいは、他人の人生に関わる厳しさと幸せで出来ている
「利用者さんに噛みつかれた!」
「私のときだけ利用者さんが暴れる…」
発達障害者さんの少しでも助けになればと、生活支援員を目指したんだけど…
あなたが思っていたものと、福祉現場とのギャップにやりがいとは何か? と悩まれているかも知れません。
今あなたが大変だと思っているものが、他の仕事ではあじあうことが出来ないやりがいだとしたら…
私も最初は利用者さんの支援がうまくできず、やりがいを見失い何度もこの仕事を辞めようと思ったことはありました。
でも、今ははっきり言えます。この仕事を続けて良かったと。
これから、生活支援員を続けて良かった理由を3つ書いてみます。
目次
- その理由 ① 支援で利用者さんが劇的に変わる
- その理由 ② 利用者さんの成長を共にできる
- その理由 ③ 保護者さんからも感謝される
支援で利用者さんは劇的に変わる
利用者さんに叩かれたり、引っ掻かれたりということがあります。必ずそれらの問題行動には、理由があって解決してあげることで、なくなることがあります。
私が経験した例をあげると、何年も抜毛してほぼ髪の毛がない状態だった利用者さんに、小さい頃よく見ていたアニメのDVDを観てもらうことで、その翌日から全くない抜毛しなくなりました。
一夜にして全く違う利用者さんの姿をみられるのは、介護の現場ではみられないでは? と思います。
利用者さんの成長を共にできる
シーツや服をたたむことができない! 障害特性を理解しながら、一人ひとりにあった支援をすることで、私よりも上手に畳むことができるようになり、就労支援でいきいきと毎日、洗濯物を畳んでいる方もいます。
もし、あなたが悩んでいる利用者さんがいて得意なことを見つけてあげれば、ビックリするほど成長する姿がみられるかも知れません。
保護者さんからも感謝される
これは説明は不要ですよね。障害がある子どもを持つ親御さんは、今まで色々と苦労されてきた方が多いです。
今まで困った話や利用者さんが望むこと、困っていることなど共に悩み、提案することで喜ばれ感謝されることがあります。
障害者支援は障害者さんの声を直接聞くことができません。
なので、あなたのように悩み厳しい状況に立たされることもあると思います。
でも、障害者さんと共に寄り添い、支援することにより、あなただけに違った姿をみせてくれるようになります。
この記事があなたのやりがいのきっかけに少しでもなれば、幸いです。