【幼児】排便時、力み方が分からない場合の支援方法「お腹を触る作戦」
幼児がトイレに座れるようになって良かった!と思ったのもつかの間、つぎの課題として出てくるのが、うんちをする時に「力む」ということ。
幼児にトイレに座ってもらい「フンッ」と言い、お腹に力を入れてもらおうと思っても「フンッ」と同じことを言うばかりで、上手に力むことが出来ないですよね。
うんちのやり方が分からないでは?と思い、大人がトイレに座って「フンッ」と言いながら、うんちのやり方を見せても上手くいかないことが多いです。
それはうんちのやり方ではなく、力み方が分からないからです。
じゃあどうするかというと、「フンッ」と声を掛けるのは同じですが、その時にお腹を触ってあげましょう。
お腹を触ってあげると分かると思いますが、お腹に力が入っている感じがすると思います。幼児もお腹を触られると力むという感じが分かりやすくなり、お腹の力を入れやすくなるのです。
これを食後など時間を決めて繰り返し行っていくことで、上手に力むことができるようになります。
トイレに座れるようになっても力むことができない幼児がいたら、お腹を触ってあげて「フンッ」の練習をしてみてください。上手に力むことが出来るようになり、「うんちが出た!」という喜びを分かちあえると思います。