【自閉症】水分を摂りすぎてしまう場合の支援方法「飲む量を決める作戦」
薬の副作用やお腹が空いて水をたくさん飲んでしまい、最終的には終わりが分からなくなり、吐いてしまうほど水を飲んでしまう自閉症の利用者さんいますよね。
そんな時に、水を飲み過ぎているからと「これでやめましょう」などと声を掛けると、興奮して大声を出したり、怒って自分の頭を叩いてたりなど自傷がみられることがあります。
なぜ、そんなことが起こるかというと、「これで止める」の「これで」が分かりにくいからです。
なので、「これで」を分かりやすくするために、最初から水を飲める量を伝えてあげましょう。
食事の際、始めから水の入っているコップをつけてあげます。ここでポイントなのは、1杯だと満足するのは難しいので、2杯以上を用意してあげましょう。
最初から水を2杯飲めることが分かることで、安心感や満足感につながっていき、興奮することがみられなくなります。
もし、水を飲み過ぎている利用者さんがいたら、水を飲む前に、あらかじめ飲む量を伝えてあげてください。