【自閉症】食事が待てない場合の支援方法「引き換え券作戦」
食事が配膳されるのを待っている間、「ごはん、ごはん」と何度も言ってくる自閉症の利用者さんいますよね?
「ちょっと待ってくださいね」と声を掛けるも、または「ごはん」と言い落ち着かない。
自閉症の利用者さんは待つことが苦手です。食事がいつになったら、運ばれるんだろう? と不安になることがあります。
「引き換え券作戦」で食事を安心して待てるようにしてあげましょう。
食堂に入ったら、引き換え券を渡して「この券と食事を交換しようね」と伝えます。引き換え券を渡すことで、必ず食事がもらえるという安心感に繋がります。配膳をした際に、引き換え券と交換して「ちゃんと待てたね!」と称賛します。
引き換え券のやり方を覚えるまでは、落ち着かないかも知れませんが、繰り返していくうちに、必ず食事をもらえることを理解し、上手に待てるようになりますよ。
ポイントとしては、引き換え券を食事の写真にするなど一人ひとりの利用者さんが理解しやすい形にしてあげてください。
食事が待てずに食堂内で落ち着かない利用者さんがいたら、「引き換え券」を試してみてくだい。食事が落ち着いて待てるようになることで、より食事を楽しめるようになると思います。