【自閉症】うがいが上手にできない場合の支援方法「的当てゲーム」
歯磨きの後に「ペッ」言いながら、うがいをするように伝えても「飲み込んじゃった」と歯磨き後の水を飲んでしまう。
「うがいはこうするんだよ」とうがいをしてみせても、上手くいかないことありすよね。
支援の対象者
6〜8歳くらいの自閉症の子供。口に水をふくむことはできるが、吐き出すことがうまくできない。
支援のタイミング
自閉症の利用者さんに「こうやってするんだよ」と言葉で伝えても、理解できないことがあります。
言葉での理解が難しい自閉症の利用者さんには、うがいのやり方を「遊び」ながら伝えてあげましょう。
洗面所に的を用意します。的に水を吐き出して当てるゲームをするのです。それを繰り返すうちに、上手に水を吐き出せるよになります。
支援のポイント
6〜8歳くらいになると、好きなアニメのキャラクターがいると思います。的をキャラクターにしてあげると、ただの的当てゲームより喜んで行ってくれますよ。
水を含むことができてもうまく吐き出すことができない自閉症の子供がいたら「的当てゲーム」をしてみてください。あんなに苦労して教えたのにと思うくらい、上手に「ペッ」と水を吐くことができるようになりますよ。