【高齢者】水を飲むとむせるようになった場合の支援方法「ストロー作戦」

障害者の高齢化が進んだことで、水分を飲むときに「ゲホッ」とムセる障害者が増えてきていますよね。

水分でむせるようになると、だんだんと食事中でもむせるようになり、体調をくずして誤嚥性肺炎になるケースもあります。

嚥下の機能がおちないために、嚥下体操をするように伝えてもうまくできず、困っているスタッフさんは多いはず。

嚥下体操がうまくできない利用者さんには、水分を飲むときに「ストロー」を使いましょう。

ただストローで飲むだけでいいの?と思う方がいますが、それだけで大丈夫です。ここでのポイントは、ストローの径を細くすることが大事。

ストローの径が細くなると、水分を飲むときに一生懸命に吸わないと、水分が上がってこないので、自然と口のまわりの筋肉が鍛えられ嚥下機能がおちるのを防ぐことができるのです。

水分を飲むときに「ゲホッ」というようになったら、迷わずにストローで水分を飲んでもらってください。嚥下機能の低下を防ぐことができます。

利用者さんの大好きな食事をミキサー食ではなく、美味しい食事を長く味わってもらうことができますよ。