【自閉症】偏食がある場合の支援方法「わんこそば作戦」
好きな食べものばかり最初に食べてしまい、嫌いなものを残してしまう自閉症の利用者さんいますよね。
スタッフさんは栄養が偏り、風邪など体調を崩さないようにと、一生懸命に嫌いな食べものを「美味しいよ」や「これ食べたら終わりにしましょう」と声を掛けるも絶対に食べてもらえず、ますます嫌いになってしまうことがよくあります。
こんなときによくやる方法として、好きなものを励みに嫌いなものを食べてもらうということをしますが、自閉症の利用者さんはいつ食べられるのかを理解するのが難しく、うまくいかないことが多いです。
頑張って嫌いなものを食べてもらうのが難しいときは「わんこそば作戦」でリズム感を楽しんで食べてもらいましょう。
最初に好きな食べものを食べてもらいます。食べて勢いがついたときに、わんこそばのようなタイミングで嫌いな食べものを食べてもらいます。それを交互に繰り返していくと、そのリズム感が楽しくなり、嫌いな食べものが食べられるようになりますよ。
声掛けで嫌いなものを食べることが難しい自閉症の利用者さんがいたら「わんこそば作戦」でリズム感で食べてもらってください。リズムを楽しむようになったときには偏食は激減しています。