【自閉症】手が洗えない場合の支援方法「バイバイキン作戦」
自閉症の利用者さんは、手を洗うことが何のために行うことがわからず、水を勢いよく出してみたり、手をずっと濡らしてみたりと感覚的な遊びになってしまうことがあります。
遊びにならないように「終わりだよ」と声を掛けると、興奮して声を出すことがありますよね。
何のために手を洗うの?が分からない自閉症の利用者さんには「バイバイキン作戦」で明確にしてあげましょう。
やり方は手を洗う前に、水で流せるマジックで手に絵や模様を書いて、手洗いをして落としてもらいます。手を洗った後にすぐに食事をすることを繰り返していくうちに手洗いをして食事が習慣化されていきます。
ここでのポイントは、手に書く絵を大好きなキャラクターにすること。例えばアンパンマンが好きな利用者さんなら、バイキンマンの絵を書き「手を洗ってバイキンマンをやっつけよう」とすると、頑張って手洗いをするようになります。
手洗いで遊んでしまう、上手に手を洗えいない自閉症の利用者さんがいたら「バイバイキン作戦」を試してみてください。楽しみながら手を洗えるようになりますよ。