【自閉症】待てない場合の支援方法「 ハンカチ作戦」

通院などの外出先で「そこで待ってて」と長椅子を指でさして示してもウロウロして落ち着かない自閉症の利用者さんいますよね。

自閉症の利用者さんは「そこ」が分からず、不安になってしまい、大声を出したり、ウロウロしてしまうことがあります。

どこで待てばいいのだろう? と不安になる自閉症の利用者さんには「ハンカチ作戦」で待つ場所をわかりやすくしてあげましょう。

やり方は簡単です。座って欲しい場所に、タオルやハンカチを敷いて待つ場所を明確にしてあげる。

そうすると、利用者さんは「ここで待てばいいんだな」と安心して待てるようになります。

ハンカチを大好きなキャラクターにしてあげると、座る場所が理解しやすくなるのはもちろんのこと、大好きなキャラクターと一緒に待つことができて、楽しく待つことができますよ。

外出先で座る場所が理解できず、落ち着かない自閉症の利用者さんがいたら「ハンカチ作戦」を試してみてください。座る場所が明確になり、落ち着いて待てるようになります。